ハヤカワ文庫が好きなだけ

読み終えたハヤカワ文庫の本を綴っているだけ。

ハーバードの人生が変わる東洋哲学

 マイケル・ピュエット&クリスティーン・グロス=ローの共著『ハーバードの人生が変わる東洋哲学』を読みました。

 

 あらすじ

「この講義が終わるまでに、きみの人生は必ず変わる」そんな約束から始まる東洋思想の講座が、ハーバードで絶大な人気を誇るのはなぜか?「”ありのままの自分”なんてどこにもいない」「”ポジティブ”がよいとは限らない」「強くなるには、徹底的に弱くなれ」カレッジ教授賞を受賞した有名教授が語る孔子荘子の真のメッセージが、悩めるエリート達の目を輝かせる。 本著背表紙より。

 

 感  想

 ん~結局のところ、人生はシンプルだし、今の自分はあらゆる物事の連続性や関連性に属している。好転させることも悪化させることも可能。それは自分が自分でデザインして、構築すること。関連がなさそうなことも関係してくる。だから、日々の生活をおろそかにしない・・・。私が学んだことはこんなところだろうか。解釈が間違っているかもしれないが、ご愛敬ということで。

 読んでいて、ダイエットに大切なことに似ているな~と感じちゃったんですね。痩せるには食を見直す。食べているものが自分を作り上げているのだから、それをまず見たうえで、運動なり食生活の改善なり、日々のちょっとしてしまう間食について見直す。あらゆる食や行動が君の体を作っているのだから・・・。って感じ?結局はシンプルで、人生だって思想だって自分でがんじがらめにしているだけであって、良くしようとするのであれば、相手を慮り、悪い出来事はそれとして受け止めつつ、しっかり対策して次にはそうならないように繋いでいく。

 結局さ、シンプルこそ最高なんですよ。って私は思いたい。違ってるかな~。

 あとさ、ハーバードで人気=信じられるもの。ってのもどうなんだろうね。