ハヤカワ文庫が好きなだけ

読み終えたハヤカワ文庫の本を綴っているだけ。

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楽園とは探偵の不在なり

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斜線堂有紀さんの「楽園とは探偵の不在なり」を読みました。 あらすじ 2人以上殺した者は”天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。過去の悲惨な出来事により失意に沈む探偵の青岸焦は、「天国が存在するか知りたくないか」という大富…

逆転裁判 時間旅行者の逆転

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円居 挽さんの『逆転裁判 時間旅行者の逆転』を読みました。 あらすじ 2016年10月、新米弁護士・成歩堂龍一のもとに助手の真宵が依頼人ー尾根紡優子を連れてくる。彼女は2001年に起きた事件から逃れるため、タイムトラベルをしたと主張する。やが…

人間たちの話

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柞刈湯葉さんの『人間たちの話』を読みました。 あらすじ どんな時代でも、惑星でも、世界線でも、最もSF的な動物は人間であるのかもしれない・・・。火星の新生命を調査する人間の科学者が出会った、もうひとつの新しい命との交流を描く表題作。太陽系外縁…

ハーモニー

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伊藤計劃さん著の『ハーモニー』を読みました。 あらすじ 21世紀後半、〈大災禍〉と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類は大規模な福祉厚生社会を築きあげていた。医療分子の発達で病気がほぼ放逐され、見せかけの優しさや倫理が横溢する”ユートピア”。そん…